2005年05月06日(金) 21時43分
公民権停止中の669人に投票整理券発送…さいたま市(読売新聞)
さいたま市選管が、15日投開票の同市長選と市議浦和区補選、市議岩槻区増員選で、公民権停止中の669人に投票所整理券を誤って発送していたことが6日、分かった。市選管は、7日に謝罪文を送付したうえで、職員が訪問して回収する。
市選管によると、6日、浦和区選管に選挙権のない男性から「整理券が届いたが間違いではないか」と指摘があり、判明した。整理券は約94万人の有権者に発送された。
誤って発送したのは、4月1日の岩槻市との合併に伴い、委託業者が電算システムのプログラムを修正した際、ミスしたのが原因。通常、選挙人名簿登録者のうち、公民権停止中の人については印刷されないシステムになっている。
公民権が停止されるのは、禁固以上の刑を受けて服役している人や被後見人で選挙権がない人など。誤って送付された整理券を持って投票に訪れても、投票所受付で選挙権がないことがチェックできるため、実際には投票できないという。
(読売新聞) - 5月6日21時43分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050506-00000413-yom-soci