2005年05月02日(月) 18時59分
オウム信者らに有罪判決 塗り薬の無許可販売(共同通信)
オウム真理教(アーレフに改称)の元東京道場長らによる塗り薬の無許可販売事件で、東京地裁は2日、薬事法違反の罪に問われた信者で無職佐藤祐見被告(34)に懲役1年4月、執行猶予5年(求刑懲役1年4月)を言い渡した。元信者の無職高橋多真実被告(25)は懲役1年、執行猶予4年(求刑懲役1年)。
判決理由で服部悟裁判長は「アトピー性皮膚炎に悩む患者の心理に付け込んだ、組織的、計画的な犯行で悪質だ」と述べた。
判決によると、2人は元東京道場長井上崇被告(36)=公判中=らと共謀。中国から輸入した塗り薬をアトピー性皮膚炎の治療薬として2003年2月−04年4月に全国の約900人に計約2300万円で無許可で販売した。
(共同通信) - 5月2日18時59分更新
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