2005年04月26日(火) 16時45分
甲府の民家火災:洗濯乾燥機の調査依頼−−リコールの対象機種 /山梨(毎日新聞)
甲府市中央2、会社員、狐塚徹さん(47)方住宅の風呂場などを焼いた火災で、燃え方が最も激しかった脱衣所に置かれていた洗濯乾燥機が、乾燥運転中に発煙・発火する恐れがあるとして04年9月に無料点検・修理を行うと発表された機種だったことが甲府署の調べで分かった。同署は25日、無償修理の原因となった不具合が火災の原因になった可能性もあるとして、洗濯乾燥機を分解し原因を調査するようメーカーに依頼した。
洗濯乾燥機は02年4月に発売を開始したドラム式。04年9月、ヒーターの配線の端子に不具合が見つかった。
狐塚さんによると、狐塚さんの長女(18)が、出火の約3時間前の24日午前2時半ごろに洗濯乾燥機を作動させた後、就寝しており、出火当時、乾燥運転中だった可能性がある。また、狐塚さんは無償修理の対象機種だったことを知らず、修理も行っていなかったという。【宇都宮裕一】
4月26日朝刊
(毎日新聞) - 4月26日16時45分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050426-00000073-mailo-l19