2005年04月26日(火) 12時33分
「ケロヨンクラブ」の傷害致死事件、2被告に有罪判決(読売新聞)
オウム真理教の分派グループ「ケロヨンクラブ」の女性信者(当時36歳)が修行と称して暴行を受け死亡した事件で、傷害致死罪に問われた、いずれも信者で無職の高橋陽子(43)、藤林正敬(36)両被告の判決が26日、東京地裁であった。
合田悦三裁判長は「竹刀で殴打するという暴行を修行とする発想は反社会的で、残忍だ」と述べ、高橋被告に懲役6年の実刑(求刑・懲役8年)、藤林被告に懲役3年、執行猶予5年(同・4年)を言い渡した。
判決によると、高橋被告は昨年9月、同グループリーダー・北沢優子被告(40)(公判中)の指示を受けて、藤林被告らとともに、約8時間にわたって女性信者を竹刀で殴打するなど暴行を加え、外傷性ショックで死亡させた。
(読売新聞) - 4月26日12時33分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050426-00000304-yom-soci