2005年04月26日(火) 16時25分
「ウイルスバスター」システム障害：県庁でも不具合 ／埼玉（毎日新聞）
ＪＲ東日本や新聞各社の社内ＬＡＮ（企業内情報通信網）や端末で発生したシステム障害が、県庁内のＬＡＮでも発生していたことが２５日分かった。ＪＲ東日本などの被害と同様、コンピューターウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」を更新した際に不具合を起こしたとみられる。
県ＩＴ企画課によると、２３日午前に出勤した職員がパソコンを起動してＬＡＮに接続したところ、画面が開かなくなったり、キーボードをたたいても反応しなくなるなどした。ＬＡＮに接続する１万１５００台のパソコンのうち６４９台で不具合が発生したという。職員に復旧作業を周知し、２５日までに障害が残るパソコンは３５台に減少した。
同課は「業務用のコンピューターに被害は出ていないため、県民サービスに影響はない」としている。【松本信太郎】
４月２６日朝刊
（毎日新聞） - 4月26日16時25分更新
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