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同社には企業や個人から7万件を超える問い合わせの電話が殺到。国内企業14社からトラブルの報告があった。
同社によると、インターネットを通じてソフトで使うウイルス定義ファイルが最新のものに自動更新されたコンピューターで、中央演算処理装置(CPU)の使用率が100%状態になり、動作が著しく遅くなるトラブルが起きた。
問題のファイルは23日午前7時半ごろ、マニラの「ウイルス解析・サポートセンター」から世界25カ国に公開された。米国企業からの問い合わせを受け、午前11時ごろ、不具合を修正した新しいファイルに差し替えられた。また、作動しなくなったコンピューターの復旧手順としてコンピューターをセーフモードで再起動して、問題のあるファイルを削除するなどの対策をホームページ上で公開した。
トラブルで富山市長・市議選の期日前投票が手作業になった。
国内企業とのソフト利用契約は約8万件、個人ユーザーとの契約は約350万件。
◆各地の障害
LAN、端末障害が起きた官公庁や交通機関、企業、報道機関は次の通り。(23日午後8時現在判明分)
【官公庁】
秋田空港管理事務所、富山市選挙管理委員会、福井県の出先機関4カ所、岐阜県立図書館、玉野海上保安部(岡山県)、鳥取県庁、山口県庁、大分県別府市役所
【交通機関】
JR東日本、大阪市営地下鉄
【企業】
佐川急便、ホテルニューオータニ、不二越
【報道機関】
福島民友新聞社、信濃毎日新聞社、京都新聞社、朝日新聞社、読売新聞社、日本経済新聞社、共同通信社
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20050424/mng_____sya_____001.shtml