2005年04月23日(土) 10時45分
<パソコン盗難>NPO ホームレス606人分情報が不明に(毎日新聞)
北九州市内の路上生活者の巡回相談にあたっているNPO法人「北九州ホームレス支援機構」(奥田知志理事長)は22日、路上生活者606人分の個人情報が入ったパソコンが盗まれたと発表した。同機構は北九州市の委託で聞き取り調査をしている。情報を見るにはパスワードが必要で、第三者に読まれる可能性は低いという。
同機構によると、入力されていた情報は、名前や生年月日のほか、家族の連絡先や借金の有無、ホームレス歴など約50項目。自立支援に活用するために作成した。
同機構の男性職員がパソコンを持ち出し、今月16日夜に福岡県直方市の自宅駐車場にとめた自家用車内に置いていたが、翌朝盗まれていることに気づいた。この職員は3月まで内規でデータ持ち帰りを認められたリーダーをしており、同日は引継のためパソコンを持ち出していた。【梅山崇】
(毎日新聞) - 4月23日10時45分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050423-00000038-mai-soci