2005年04月22日(金) 19時51分
P2Pを狙う「海賊行為反対ワーム」(ITmediaエンタープライズ)
Nopir-Bが表示する画像 写真:ITmedia
|
英セキュリティ企業Sophosは4月21日、P2Pネットワークを標的とする「W32/Nopir-B」ワームを発見したと報告した。
このワームはフランスで発生したと見られ、商用DVDをコピーするためのユーティリティを装ってP2Pファイル交換ネットワークを介して広がっている。Windowsプラットフォームに感染し、感染したコンピュータ上に海賊行為反対を唱える画像を表示し、すべてのMP3ファイルとCOMファイルを削除し、レジストリツールなどのシステムユーティリティを無効にしようとする。
Sophosはこのワームの感染報告は少ないとしつつも、ユーザーにウイルス対策ソフトを更新するよう勧めている。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/ (ITmediaエンタープライズ) - 4月22日19時51分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050422-00000054-zdn_ep-sci