2005年04月22日(金) 11時47分
名誉棄損で右翼幹部に罰金 弁護士事務所に街宣活動(共同通信)
街頭宣伝活動で弁護士の名誉を傷つけたとして、名誉棄損罪に問われた右翼団体「正気塾」の幹部若島和美被告(56)と別の右翼団体幹部大西優被告(47)の判決で、東京地裁は22日、若島被告に罰金50万円、大西被告に罰金40万円(求刑はいずれも懲役1年6月)を言い渡した。
判決理由で村上博信裁判長は「街宣は思い付きの個人攻撃として行われたもので、公益目的とはいえない」と述べ、「街宣は公益目的だった」とする弁護側の無罪主張を退けた。
その上で「弁護士の懲戒処分は公共の利害に関する事実で、日弁連から処分の公告もされており、被害の程度は大きくない」として、罰金刑が相当と結論づけた。
(共同通信) - 4月22日11時47分更新
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