2005年04月21日(木) 13時12分
「全日法規」を業務停止に 違法な電話勧誘で経産省(共同通信)
虚偽の説明をして契約が継続しているように装い、書籍などの購入を迫ったのは特定商取引法違反(不実告知)に当たるなどとして、経済産業省は21日までに、広島市の書籍販売会社「全日法規」(中園重信社長)に電話勧誘販売の業務停止(1年間)を命令した。
同社は昨年8月、経産省から同法に基づき改善指示を受けたが、その後も本社や仙台の支店で悪質な勧誘を続け、全国で100件以上の苦情が寄せられていた。
中国経済産業局によると、同社の販売員は昨年10月、岩手県の男性の勤務先に社名を名乗らず電話をかけ、個人情報を聞き出して書籍購入の契約が成立したように装い「取り消すには賠償など別の問題になる」と執拗(しつよう)に勧誘した。
(共同通信) - 4月21日13時12分更新
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