2005年04月21日(木) 21時40分
廃棄パソコンから子供の情報流失か…静岡市の小中5校(読売新聞)
静岡市教委は21日、同市清水区の小中学校5校と市学校教育課で使用し、3月に廃棄された計6台のパソコンから、児童、生徒らの個人情報が外部に流出した可能性があると発表した。
情報の流出を具体的に指摘し、現金5万円を要求する男の声の電話が13日に市教委にあったといい、清水署は恐喝未遂の疑いもあるとみて調べている。
市教委によると、パソコンの廃棄前、データファイルは削除したが、ハードディスクには、少なくとも5000人分の児童、生徒、卒業生の成績、進学調査書、保護者の氏名や住所、電話番号など、復元可能な情報が残っていたという。
パソコンは3月25日にリース業者が回収し、産廃業者が屋外の処分場に保管後、同28日朝に廃棄された。 市教委は、ハードディスクから情報が復元できると知りながら、廃棄の際の手順を定めておらず、情報の流出防止策は取っていなかった。
(読売新聞) - 4月21日21時40分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050421-00000315-yom-soci