2005年04月20日(水) 21時12分
中づり広告でも「謝罪」 女児殺害報道で文春(共同通信)
東京都文京区で1999年11月、2歳の女児が殺された事件をめぐる「週刊文春」の記事で名誉を傷つけられたとして、女児の母親が発行元の文芸春秋(東京)に謝罪広告などを求めた訴訟は、文春側が謝罪のための手記、検証記事を掲載し、新聞広告と電車の中づり広告で告知することなどを条件に、20日までに東京地裁(大門匡裁判長)で和解が成立した。
原告の代理人弁護士は「都市部のサラリーマンなどに大きな影響力がある中づり広告での名誉回復は前例のない措置だ」と評価している。
問題になったのは、週刊文春の99年12月9日号と同月16日号。
(共同通信) - 4月20日21時12分更新
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