2005年04月20日(水) 20時39分
松下製温風機で1人死亡 2県で計7人がCO中毒(共同通信)
松下製の石油温風機事故で頭を下げる林義孝常務(右)ら幹部=20日午後、大阪市北区
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松下電器産業は20日、松下製の石油温風機で、今年に入って福島県と長野県で3件、7人が一酸化炭素(CO)中毒になり、うち小学6年生(12)1人が死亡した、と発表した。いずれも製造から14年以上たっており、空気を送るゴム製ホースが経年劣化で亀裂が入り、不完全燃焼を起こしたとみられる。
林義孝常務は記者会見で「大変な事故を起こし責任を痛感している。事故原因を調査中にさらに2件の事故を招き、反省すべきところは多い」と謝罪した。
松下は、同様の欠陥があると推定される、1985年から92年までに製造したFF式石油温風機と石油ヒーター計25機種、約15万台について、無料で点検、部品交換する。
(共同通信) - 4月20日20時39分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050420-00000160-kyodo-bus_all