2005年04月18日(月) 17時26分
「表現の自由を侵害」 国民投票法案に反対(共同通信)
憲法改正手続きを定める国民投票法案にメディア規制が盛り込まれていることに対し、弁護士や作家、新聞労連などが18日、東京・永田町の参院議員会館で集会を開き「表現の自由の侵害だ」として反対の声を上げた。
憲法問題に取り組む木村庸五弁護士は「憲法改正には国民の意思が最大限尊重されなければならない。多種多様で自由な情報がなければ、国民は合理的な判断ができない」としてメディア規制への反対を訴えた。
作家吉岡忍さんは「今、中国では反日運動が起きている。憲法を変えることでどういう波紋が近隣諸国に広まるのか、政治家は何も考えていない」と指摘し「国際的な広がりの中で表現の自由を考えるべきだ」と述べた。
(共同通信) - 4月18日17時26分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050418-00000126-kyodo-soci