2005年04月15日(金) 13時08分

熊大ＨＰを中国語で改ざん　歴史を否定できない（共同通信）

　熊本大のホームページが書き換えられ、中国語で「過去を忘れることはできるが、歴史を否定することはできない」というメッセージと中国国旗が表示されていたことが１５日、分かった。通報を受けた熊本県警は改ざんされたとみて、不正アクセス禁止法違反容疑で捜査を始めた。
　同大によると、データを解析した結果、書き換えられたのは１４日午後９時５５分ごろで、同大公式サイトの日本語、英語などの表示言語を選択するトップページ。画面上部に２行のメッセージ、下部に中国国旗があった。誰がどこからどのように侵入したのか分からず、技術的に捜すことも難しいという。同大は１５日午前２時１８分にネットワークケーブルを抜き、物理的にホームページのサーバーを切断する処置をとった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050415-00000104-kyodo-soci