2005年04月15日(金) 18時00分
四国のスーパー「フジ」に排除勧告=納入業者に値引き、派遣強要−公取委(時事通信)
四国最大のチェーンストアで東証1部上場の「フジ」(松山市)が納入業者に値引きや従業員派遣を強要したとして、公正取引委員会は15日、独禁法違反(不公正な取引方法)で排除勧告した。
公取委によると、同社は取引関係で優位な地位を利用し、2003年1月から昨年11月にかけ、新規オープンした8店と改装オープンした13店で、陳列作業のため、納入業者に従業員の派遣を要請、少なくとも延べ1万7000人を無償で働かせた。
また、昨年1月から11月までの間に、買い取り品として納入された商品について、値引き販売による利益の減少分、少なくとも2億円を納入業者に肩代わりさせていた。
(時事通信) - 4月15日18時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050415-00000222-jij-soci