2005年04月15日(金) 13時36分
被告の婚約者装う、法廷で偽証の疑い…25歳女を逮捕(読売新聞)
刑事被告人の婚約者を装い、法廷でうその証言をしたとして、警視庁捜査1課は15日、横浜市中区日ノ出町1、無職田中綾子容疑者(25)を偽証の疑いで逮捕したと発表した。
調べによると、田中容疑者は今年2月4日、有印私文書偽造と同行使の罪に問われていた無職の男(33)の公判が東京地裁で開かれた際に、弁護側情状証人として出廷。男と交際している事実がなかったにもかかわらず、婚約者と偽って「2、3年前に横浜で知り合って交際している。父親の了解を得て一緒に住むつもりだ」などとうその証言をした疑い。
田中容疑者は「男の友人から30万円で偽証を頼まれ、金ほしさにやってしまった」などと供述しており、捜査1課で男の友人から事情を聞いている。
男は、他人になりすまして住民票を取得したとして、昨年11月に有印私文書偽造・同行使罪で起訴され、2月10日に執行猶予付きの有罪判決を受けたが、同日、別の有印私文書偽造・同行使容疑で逮捕され、再び起訴されている。
(読売新聞) - 4月15日13時36分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050415-00000206-yom-soci