2005年04月15日(金) 17時05分
個人情報:138人分の紛失判明、「再発防止」と陳謝−−ジャスコ鳥取店 /鳥取(毎日新聞)
◇ランドセル購入客の保険申込書−−流出は未確認
大手スーパー「ジャスコ鳥取店」(鳥取市天神町1、鈴木裕章店長)が、ランドセルの購入客に記入してもらった「交通事故傷害保険」の申込書138人分を紛失していたことが14日、分かった。発表した経営元の「イオン」(本社・千葉県)によると、申込書には児童の氏名や住所など個人情報が記されていた。第三者への流出は確認できていないが、同社は「再発防止に努めたい」と陳謝した。
同社の説明では、紛失したのは、昨年11月21日〜今年3月19日に同店で販売された1万円以上のランドセルに、無料で付けられた交通事故傷害保険の申込書。使用する児童の氏名、住所、電話番号、年齢が記されていた。購入客の大半は県内在住者とみられ、ランドセルの型番号が分かるため、保険は有効という。
同店では3月20日、店員の一人が申込書がないことに気付いたが、店長に報告せず、系列の保険代理店に申込書を送ろうとした今月3日に発覚した。申込書が置かれていた作業台脇にゴミ箱があったことから、同社は誤投棄された可能性が高いとみている。
同社は「捜すのに時間がかかり発表が遅くなった。お客様の個人情報を預かる事業者として保管責任の意識が薄かった」と述べ、フリーダイヤル(0120・085・730)を21日まで設置することを明らかにした。【松本杏】
4月15日朝刊
(毎日新聞) - 4月15日17時5分更新
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