2005年04月14日(木) 01時02分
警察庁などHP、アクセス集中で障害…サイバー攻撃か(読売新聞)
警察庁がインターネット上に開設したホームページ(HP)に、13日夜から14日未明にかけ、つながりにくくなる障害が起きたことが分かった。想定以上のアクセスが短時間に集まったことが原因。
同庁は、大量のデータを送りつける「Dos攻撃」と呼ばれるサイバー攻撃を受けた可能性もあるとみて、アクセスの発信元の特定を急いでいる。
同庁によると、同庁のHPが大量のアクセスを受けてつながりにくくなったのは13日午後9時すぎから。
ネット上では、中国で反日抗議デモが起きた今月9日の前後から、反日運動を標ぼうする一部の中国系HPが、日本の中央省庁のHPにサイバー攻撃をするよう呼びかけており、同庁は、これに応じた攻撃が行われた疑いがあるとしている。
同庁のHPでは今月1日から、女性タレントを起用したサイバー犯罪対策ビデオを無料でダウンロードできるようになっており、そこにアクセスが集中した可能性もある。
同庁情報通信局は、「発信元を特定し、HPのサーバーを狙った犯罪かどうか分析を進めたい」としている。
一方、防衛庁・自衛隊のHPも、13日午後9時ごろから、つながりにくくなった。同庁は、大量のアクセスが集中し、画面表示に時間がかかる状態になったとみて、詳しい原因を調べている。
(読売新聞) - 4月14日1時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050413-00000215-yom-soci