2005年04月14日(木) 20時11分
高齢者の通帳預かり融資 改正貸金業法で初摘発（共同通信）
警視庁生活経済課は１４日、年金が振り込まれる預金通帳を担保に高齢者に高金利で貸し付けたとして、貸金業法違反（預金通帳等の保管制限）などの疑いで、貸金業「シルバーステーション」（東京都渋谷区）の従業員菅原秀喜容疑者（４２）＝東京都国分寺市東元町＝を逮捕、経営者の浅見潤容疑者（３８）＝住所不詳＝を指名手配した。
昨年１２月に施行された改正貸金業法では、業者が年金受給者に貸し付ける際、年金などの公的給付金が振り込まれる通帳を預かることを禁止している。改正法での摘発は全国で初めて。
調べでは、浅見容疑者らは今年１月から３月にかけ、茨城県潮来市の男性（７１）ら７人に貸し付けた際、債権回収の目的で、預金通帳を預かるなどした疑い。
（共同通信） - 4月14日20時11分更新
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