悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
この間、市民からの問い合わせはなかったが、同室は「県との対応に追われ気付くのに遅れた。このような事態を招かないようシステム改善について検討する」と陳謝している。
同室によると、十一日に六回、十二日に二十四回、「震度1の地震を記録した」という架空のデータをテスト送信。このデータがそのまま市HPの「川崎市防災気象情報」に地震の発生履歴として掲載された。
データが県とHPに同時に送信するシステムになっているためで、十二日午後九時すぎ、同室職員がHPをチェックして気付き、翌十三日朝、システム開発会社がテストデータを削除した。
県にデータが届かなかった問題でも、届いたかどうかを確認する機能がないことから、県側が十一日午後に指摘するまで、市側は問題に気付かなかった。システムを過信した危機管理体制が浮き彫りになった格好だ。
http://www.chunichi.co.jp/00/kgw/20050414/lcl_____kgw_____002.shtml