2005年04月13日(水) 16時48分
シャフト脱落でリコール 三菱ふそう約1万台(共同通信)
三菱ふそうトラック・バスは13日、プロペラシャフト(推進軸)脱落などのトラブルが相次いだ大型トラックの欠陥2件、計約1万1000台(1983年−98年生産)のリコールを国土交通省に届けた。同社が、古い資料を集めた拡大調査で判明した欠陥などから進めている計39件のリコールの一環。
シャフト脱落は、接合部のベアリングの潤滑剤が漏れベアリングが焼き付くのが原因。
潤滑剤の補給不足などユーザー側の整備不良による不具合も含め、87年以降今年までに45件のトラブルが発生。95年9月には、大阪府でトレーラーが信号待ちの4台に追突する人身事故があった。
もう1件の欠陥は、大型トラックの変速レバーが外れギアチェンジができなくなる恐れ。97、98年にひそかに修理するヤミ改修を指示していた。
(共同通信) - 4月13日16時48分更新
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