2005年04月13日(水) 17時45分
ネット詐欺:不正ID使いアクセスの3被告、起訴事実認める−−大分地裁 /大分(毎日新聞)
他人のIDなどでインターネットにアクセスし、金をだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われた大分市中央町、会社員、竹野修司(28)▽同市泉町、無職、平山啓吾(22)▽同、パチンコ店員、三重野由華(33)の3被告に対する初公判が12日、大分地裁(家原尚秀裁判官)であった。3被告は起訴事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で「竹野被告は、IDからパスワードを解読してオークションを利用する詐欺を知人から聞き、他人名義の振込口座を得ようと、金銭に困っていた平山被告らに話を持ちかけた」と指摘した。
起訴状などによると、竹野被告は、04年3〜4月の計13回、不正に入手した他人のIDとパスワードを使いインターネットにアクセスした。また、3被告は同4月、他人になりすましてインターネットオークションに携帯電話を出品したように装い、落札した宮崎県の男性から約2万円を振り込ませてだまし取った。
竹野被告らは、数十回に渡って同様の行為を繰り返し、数百万円をだまし取ったとみられている。【大島祥平】
4月13日朝刊
(毎日新聞) - 4月13日17時45分更新
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