2005年04月12日(火) 19時34分
<京都>追い詰められた教会 不動産を仮差し押さえ(朝日放送)
京都府八幡市の教会牧師による性的暴行事件で、被害者らが京都地裁に申請していた教会本部などの仮差し押さえが認められました。今後予定している民事訴訟で、代表個人だけでなく、教会にも慰謝料を請求するのが狙いです。
12歳の少女に性的暴行を加えたとして逮捕された金保容疑者は、世間話には饒舌に応じるものの、容疑については、依然否認を続けています。被害者の会は、京都地裁に申請していた金容疑者の自宅と、教会所有の不動産の仮差し押さえが認められたと明らかにしました。佐賀弁護士は「民事訴訟に勝訴したら、個人・法人の財産を強制執行する」と話しています。また、被害者から事情を聞いた牧師は、金容疑者の逮捕についての被害者のコメントを読み上げました。一方、信者の少女2人の顔を殴ったとして逮捕された教会幹部の熊谷由美江容疑者(37)は、調べに対し、容疑を認めているということです。警察は、熊谷容疑者が金容疑者の暴行に抵抗した少女らに対し、無理やり従わせていた疑いもあるみて、追及しています。
(朝日放送) - 4月12日19時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050412-00000009-abc-l26