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2005年04月11日(月) 13時21分

側近幹部、容疑認める 聖神中央教会事件京都新聞

 聖神中央教会(八幡市)の主管牧師永田保容疑者(61)による女児暴行事件で、信者の少女を叩くなどしたとして暴行容疑で逮捕された側近の女性幹部(37)が11日までの京都府警の調べに対し、容疑を認める供述を始めたことが分かった。
 捜査一課と八幡署は、ほかの女性幹部の立件も視野に入れ、教会を舞台に繰り返し少女らへの性的暴行が行われながら、組織ぐるみで口止めされてきた背景の全容解明を進めている。
 逮捕された女性幹部は、学生や聖歌隊の少年の指導を担当していた。元信者によると、逮捕容疑のほかにも、この女性幹部は永田容疑者の少女暴行の被害者に「事実はなかった」との念書を書かせ、また「信仰が足りない」と言って、木津川で冬に川の水に入る修行をさせ、嫌がった未成年信者を叩くなどしていたという。
 調べに対し、永田容疑者は「聖職者なので20年以上、性的な行為は一切していない」などと、依然、容疑を否認。逮捕後数日で断食をやめ、教会の設立経緯などについてはよく話しているという。
 また、被害者の会は11日、脱会信者が教団施設の仮差し押さえを京都地裁に申し立てたことを明らかにした。高額の寄付強要などの損害賠償を踏まえ、はっきりとしない教会の財産保全を目的にしたものとみられる。
 被害者の会によると、永田容疑者は十数年前から成人女性に対する性的暴行を始め、小学校高学年の女児ら少女10人近くに、継続的な被害があった。幹部や実の母親が被害少女に「これは祝福だ」と教え込んでいたといい、教会上層部を批判している。
(京都新聞) - 4月11日13時21分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050411-00000010-kyt-l26