2005年04月11日(月) 11時38分

少女のケアで府、市と協議　牧師暴行で被害者の会（共同通信）

　京都府八幡市の「聖神中央教会」代表で主管牧師金保容疑者（６１）が少女に乱暴したとされる事件で、元信者らでつくる被害者の会の村上密代表は１１日、被害少女たちの心のケアのため府や八幡市と近く協議する意向を明らかにした。
　村上代表によると、当初は表情が硬かった少女たちも、遊戯を通じたカウンセリングで笑顔が見られるようになったという。「教会のマインドコントロールを解くことを優先してきたが、それもかなり緩和された。今後は子どもの心のケアの専門家に引き継ぐべきだと考えた」と説明した。
　また村上代表は「元信者からは『収支報告や活動報告も見たことがない』と聞いた」と話し、ごく一部の幹部だけで運営されていたとの見方を示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050411-00000060-kyodo-soci