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2005年04月10日(日) 00時00分

『アフィリエイト』参加者急増 個人HPに企業広告掲載 東京新聞

 自分のホームページなどに企業の広告を載せ、商品が購入されると報酬が支払われる「アフィリエイト・プログラム」に参加する人が増えている。無料で始められる上、副収入を得られるのが人気の秘密。ただ、報酬を得るにはそれなりの努力とコツが必要なようだ。 (砂上 麻子)

 アフィリエイトは、英語で「提携する」「仲介する」という意味。米インターネット書店のアマゾン・ドット・コムが一九九六年に始めたといわれ、日本にも九九年ごろ入ってきた。

 プログラムに参加するには、ホームページ(HP)を持っていることが前提。最近は簡単に開設できる個人サイト「ブログ」が普及し、同プログラムへの参加者は約三十万人と急増している。

 「自分の店を持った感じです」。千葉県船橋市の派遣社員、石井孝子さん(43)は昨年七月から、アフィリエイトプログラムを始めた。くつろぎをテーマに身辺雑記などを載せている「癒やしの小部屋」という石井さんのサイト上で、アロマオイルや天然石のアクセサリーなど癒やし系商品を紹介している。月二−三万円のアフィリエイト報酬が目標だが、実は七カ月以上たった今も報酬はゼロ。「もう少し試行錯誤を続けるつもりです」と石井さん。

 実際にアフィリエイトを始めるにはどうすればいいのか。

 まず自分のHPやブログを開設する。その後、「アフィリエイト・サービス・プロバイダー」(ASP)に申し込み、会員になる必要がある。ASPとは、個人(アフィリエイト)にネットで商品を販売する企業を紹介する仲介サイトで、入会は無料。

 会員登録後、ASPのサイトで自分のHPに広告を載せたい企業を選ぶ。ASPや企業側では、その人のHPが広告掲載にふさわしいかどうか審査する。

 審査を通過したら、自分のHPに企業の広告をのせる。自分のHPを訪問した人が、広告を通して商品を購入すれば、ASPを通じて一定の報酬が支払われる仕組みだ。

 報酬は、商品が売れた場合に売上額の一部(5−10%程度)が支払われる「販売手数料型」のほか、資料請求や会員登録で報酬が発生する「顧客獲得型」、クリックするたびに支払われる「クリック型」などがある。どの型かは、事前に会員側が把握し、選べる。

 簡単に報酬を得られそうだが、「簡単に始められますが、報酬を得られる人は一割にすぎません」と話すのは、アフィリエイト・マーケティング協会の石川洋一さん。初めて報酬が支払われるまで半年程度はかかる。中には数百万円の報酬を得る人もいるがほんの一握りにすぎない。

 収入を得るには、まず多くの人にHPを訪問してもらわなければならない。前出の石川さんは「ページをこまめに更新したり、商品を実際に購入してその体験を書くなど訪問者の参考になる内容を提供しないと」とアドバイスする。営業努力なくしては成功しないというわけだ。

◆主なアフィリエイトサイトサービスのプロバイダー◆

バリューコマース
http://www.valuecommerce.ne.jp/

A8.net
http://www.a8.net/

リンクシェア
http://www.linkshare.ne.jp/

アクセストレード
http://www.accesstrade.net/

トラフィックゲート
http://www.trafficgate.net/


http://www.tokyo-np.co.jp/00/kur/20050410/ftu_____kur_____000.shtml