2005年04月09日(土) 03時11分

６年前にも信者が集団脱会、逮捕の牧師の女性問題で（読売新聞）

　京都府八幡市の「聖神中央教会」主管牧師金保容疑者（６１）による婦女暴行事件で、約６年前にも金容疑者の女性問題が原因で、約５０人の信者が集団脱会していたことが８日、府警の調べなどでわかった。

　被害を受けたのは、未成年者１人を含め少なくとも女性信者６、７人とみられる。この時は、被害者からの告発はなく表面化しなかった。１３歳未満の少女が被害を受け始めたのはこの騒動の後で、府警は、女性問題が表面化しなかったことで、今回の少女らへの暴行事件へエスカレートしたとみている。

　調べや関係者の話によると、問題が発覚したのは１９９９年夏ごろで、金容疑者は教会２階の「牧師室」に女性信者を呼び出し、無理やり従わせていた。大阪府枚方市の金容疑者宅に何度も呼び出されたケースもあったという。

　金容疑者は被害者に口止めし、金容疑者に事実を確かめた当時の幹部を信者らの前で「教会の秩序を乱す悪魔」と罵倒（ばとう）し、教会への出入りを禁止したという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050409-00000501-yom-soci