2005年04月09日(土) 19時05分
教会が信者に寄付を強要 通帳取られた少女も(共同通信)
京都府八幡市の聖神中央教会代表で主管牧師の金保容疑者が女性暴行容疑で逮捕された事件で、教会が信者にセミナー料や寄付を頻繁に求め、数千万円の借金を抱える信者もいることが9日、分かった。
元信者らでつくる「被害者の会」(村上密代表)は、教会が少女の預金通帳を取り上げて現金を引き出すなど寄付を強要していたケースも多いとみている。
村上代表によると、新たな教会建設などの名目で、教会は高額の寄付を再三、信者に要求。3万円の参加料を取るセミナーも度々開いていた。
金容疑者は「すべてを捨てなさい」などと説教。寄付を拒否したり、セミナーに参加しない信者は、金容疑者らから厳しくののしられるため、無理を重ねて金を工面した人も多いとみられる。
クレジットカードを作らされ30万円のローンを組んで寄付させられた信者や、自宅を売却しようとした人もいた。
(共同通信) - 4月9日19時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050409-00000112-kyodo-soci