2005年04月08日(金) 21時39分
センター試験のネット漏えいはなかった…警視庁が結論(読売新聞)
今年1月の大学入試センター試験を巡り、インターネット上の掲示板に出題内容を示唆する書き込みが行われた問題で、警視庁捜査1課と目黒署は8日、出題内容の事前漏えいはなかったと結論づけた。
書き込んだのは20—40歳代の男性3人で、調べに対し、「たまたま予想が当たっただけ」などと話したという。
問題の書き込みが見つかったのはネット上の掲示板サイト「2ちゃんねる」。試験前、「マイネムイズケヴィン」などと書き込まれ、英語の試験で実際に「ケヴィン」を主人公とする問題が出題された。国語でも「小説は遠藤周作」との書き込みが“的中”し、「漏えいではないか」と騒ぎになった。
センター側から相談を受けた同課などが3人から事情を聞いたところ、いずれも「ケヴィンという名は思いつき」「遠藤周作が出題されそうだとの予想が当たった」などと説明。3人は入試とは無関係の仕事などに就いており、互いに面識もなかった。
3人は騒動が大きくなったため、書き込みをしたことを自ら警視庁やセンターに名乗り出たという。
(読売新聞) - 4月8日21時39分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050408-00000013-yom-soci