2005年04月08日(金) 17時00分
牧師婦女暴行:八幡市教委、校長会で対応策 /京都(毎日新聞)
八幡市に本部を置く宗教法人「聖神中央教会」の指導者が信者の少女に性的暴行を加えた容疑で逮捕された事件を受け、同市教委は7日、市内の15小・中学校長と6幼稚園長に事件への対応策などについて指示した。
市教委が6日に行った調査の結果、市内の小・中学校に通う児童・生徒のうち、「聖神中央教会」の信者が3家庭、6人いたことが分かった。このうち女児1人が、教会での生活を理由に学校を長期欠席していたという。暴行の被害者がいたかどうかは不明。
この日あった定例校・園長会議で、市教委は(1)自分の身は自分で守ることを子どもたちに指導(2)信者の子どもに対するいじめなどが起きないよう注意(3)始業式を欠席した児童・生徒の家庭訪問を実施し状況を把握(4)暴行の被害者がいることが判明した場合、府警や府教委などと連携し、心のケアにあたる——などを指示した。【中野彩子】
4月8日朝刊
(毎日新聞) - 4月8日17時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050408-00000194-mailo-l26