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2005年04月08日(金) 03時07分

<牧師婦女暴行>他の教会幹部がほう助の疑い毎日新聞

 宗教法人「聖神中央教会」(京都府八幡市)代表者の牧師による信者の少女への婦女暴行事件で、別の少女2人を殴った暴行容疑で逮捕された同教会幹部、熊谷由美江容疑者(38)が、性的暴行を受けた少女を殴って受け入れるよう従わせていたことが7日、京都府警の調べで分かった。府警は婦女暴行のほう助の疑いで熊谷容疑者を調べている。また、府警は同教会代表者の金保容疑者(61)が10年以上前から暴行を続けていたとの情報を確認。海外旅行に信者の少女を同行させたことも分かり、暴行が長期間に及んでいた可能性もあるとみて捜査している。
 調べでは、熊谷容疑者は、金容疑者から性的暴行を受けて「なぜこんなことをさせるのですか」と泣いて訴えた少女を殴り、宗教的行為であるなどと言って従わせていた疑いが持たれている。この少女は事件の被害者とは別の少女という。
 また関係者によると、教会は主管牧師の金容疑者を頂点に3段階の肩書があり、側近とされる幹部は約10人いるという。
 府警の調べで、複数の幹部は自分の地位を維持するため、金容疑者が性的暴力をふるう時、意を受けて信者の女性を呼びつけ、金容疑者の部屋へ行くよう指示する場合もあったという。ある幹部は被害少女や信者の少女を集め、「私は主管牧師から被害を受けたことはない」という念書も書かせていた。
 府警は同日、両容疑者を京都地検へ送検した。【小川信、松田栄二郎】
(毎日新聞) - 4月8日3時7分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050408-00000016-mai-soci