2005年04月07日(木) 17時40分
振り込め詐欺：「メル友」女性の架空請求につけ込む、容疑者を逮捕−−県警 ／長崎（毎日新聞）
メール友達の女性が架空請求を受けていることにつけ込み、事情を知る関係者になりすまして女性から現金をだまし取ったとして県警は６日、長崎市寺町、無職、坂井修二容疑者（２８）を詐欺容疑で逮捕した。同容疑者はメールのやり取りの中で女性の名前と電話番号を聞き出し、悪用していた。
松浦署などの調べでは、坂井容疑者は昨年１２月下旬ごろ、実在しない法律事務所の社員をかたり、松浦市内に住む女性（２１）に電話。「架空請求について、あなたから来るはずの相談を待っていて他の仕事ができなかった。賠償金３５０万を支払え」と要求し、自分の銀行口座に６回にわたって計５２万円を振り込ませた疑い。
坂井容疑者は昨年１２月上旬、携帯電話の出会い系サイトで女性と知り合った。女性は親しくなるうちに、架空請求についてメールで相談した。「法律事務所」を名乗って同容疑者が電話をしてきた時も、それまでのやり取りがメールだったため声から同容疑者とは気づかなかったという。
４月７日朝刊
（毎日新聞） - 4月7日17時40分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050407-00000211-mailo-l42