2005年04月07日(木) 16時06分
岩手銀行：偽造カード防止策実施 ＡＴＭ利用限度額引き下げ、生体認証導入へ ／岩手（毎日新聞）
岩手銀行は６日、偽造キャッシュカードによる被害を防止するため、ＡＴＭ（現金自動受払機）の１日利用限度額を引き下げ、引き出しは２００万円から１００万円、振り込みは３００万円から２００万円にするなどの対策を９月までに順次実施すると発表した。来年度には手や指の静脈の形で本人確認をする生体認証機能もＡＴＭに搭載する方針。
利用限度額引き下げ以外にも９月までに▽預金口座ごとのＡＴＭ利用限度額を利用者が１万円単位で任意に設定できる▽利用者がＡＴＭの暗証番号を随時変更できる機能の追加▽ＡＴＭ画面ののぞき見を防止するためのシートを画面に張り後方確認ミラーを設置▽生年月日や電話番号と同じ暗証番号の場合は変更を呼び掛ける——などを実施する。
来年度にはより偽造しにくいＩＣチップ搭載のカードを導入する予定という。【苅田伸宏】
４月７日朝刊
（毎日新聞） - 4月7日16時6分更新
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