2005年04月07日(木) 22時20分
他産地の牛肉混ぜ納入 生協が1万パック販売(共同通信)
徳島県吉野川市川島町の北谷牧場から、生活協同組合連合会コープ自然派事業連合(大阪市)に生産牧場指定の黒毛和牛として納入された牛肉に、他産地の国産牛や、和牛と認められない交雑種の肉が混ぜられていたことが7日、分かった。
北谷牧場の牛肉を扱った食肉問屋「丸正」(吉野川市)が肉を混ぜたことを認めた。同社は「注文が集中し、他産地の牛肉を10−15%混ぜてしまった。黒毛の交雑種を和牛としたのは認識不足だった」と話している。
同事業連合は昨年12月から今年3月にかけて、問題の牛肉を四国4県や大阪、兵庫、奈良の3府県で計約1万2000パック販売した。関係先に経緯を説明しおわびする文書を配り、購入者に代金の20%を返還するという。
(共同通信) - 4月7日22時20分更新
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