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警視庁生活経済課などは6日、法定金利を大幅に超える違法な利息を取り立てていたとして、東京都青梅市大柳町、元貸金業で無職斎藤圭容疑者(25)ら計4人を出資法違反(高金利)などの疑いで逮捕した。
被害者の中には、約10万円しか借りていないのに、法定金利の約1万6500倍にあたる約850万円の超過利息を取り立てられた千葉県内の会社員男性(40)もいたという。
調べによると、渋谷区内のビルで無登録の貸金業を営んでいた斎藤容疑者らは昨年10月〜今年2月、都内の主婦(51)ら3人に計9万5215円を貸し付け、法定金利の83〜8271倍にあたる違法利息計225万円余を取り立てた疑い。
一方、法定金利の約1万6500倍の利息を取り立てられた会社員男性は、昨年3月に10万円を借り、半年間に約60回にわたって返済を続けていた。斎藤容疑者らは男性に、返済日前日に電話をかけるよう指示しながら、その日の電話には出ず、後日「なぜ電話しないんだ」などと言いがかりをつけ、罰則名目で元金を増やすなどしていたという。男性は「会社に知られるのが怖かった」などと話している。男性への違法金利は、警視庁が摘発した事件では過去最高。