2005年04月07日(木) 12時07分
暴行否定の念書書かせる 教会幹部、隠ぺい工作か（共同通信）
京都府八幡市の聖神中央教会代表で主管牧師の金保容疑者（６１）が女性暴行容疑で逮捕された事件で、教会幹部が昨年１２月、複数の被害少女に暴行を否定する念書を書かせていたことが７日、京都府警捜査一課などの調べで分かった。
金容疑者が同月、滞在先の米国から、被害少女の家族らに「反抗するのはよくない」と国際電話をかけて口止めしていたことも判明。金容疑者が抵抗する少女らに暴力を振るって従わせていたことも新たに分かり、府警は、こうした暴行の実態について、教会が組織的に隠ぺいを図ったとみて調べている。
調べでは、昨年１２月、女性幹部が複数の少女の信者を教会に集め「（暴行の）事実はありません」と書かせ、署名させた。幹部は「絶対に口外してはならない」と言い含めたという。
（共同通信） - 4月7日12時7分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050407-00000072-kyodo-soci