2005年04月06日(水) 11時48分
<婦女暴行>信者の少女に性的暴行 61歳牧師を逮捕 京都(毎日新聞)
京都府八幡市に本部があるキリスト教系の「聖神中央教会」の代表者を務める牧師が、信者の少女に性的暴行を加えていたとして、京都府警は6日、大阪府枚方市田口山1、永田こと金保容疑者(61)を婦女暴行容疑で逮捕した。府警は金容疑者が、信者の小学校高学年の女児を中心に、宗教的行為と説明しながら同様の暴行を数件繰り返していたとみて追及する。
調べでは、金容疑者は02年1月13日午前1時ごろ、少女(当時12歳)が13歳未満と知りながら教会内の牧師室で暴行を加えた疑い。昨年秋までこの少女に繰り返し暴行していたという。金容疑者は容疑を否認している。昨年12月、別の現役の信者が府警へ少女への暴行を通報して事件が発覚、府警が捜査していた。
教会のホームページなどによると、金容疑者は86年1月に京都市伏見区で礼拝活動を開始。教会は87年12月に宗教法人格を取得、99〜00年には府内の土地を購入して同教会本部を設立した。
大阪府や兵庫県、東京都などにも約10教会を設置。関係者によると、信者数は公称3000人で、全盛時には日曜礼拝に約500人が参加していた。しかし、近年は脱会者が相次ぎ、現在は約100人まで減少しているという。【小川信】
(毎日新聞) - 4月6日11時48分更新
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