2005年04月06日(水) 16時35分
個人情報管理が最も徹底されていると感じるのは「金融機関」(ITmediaニュース)
マクロミルはこのたび、個人情報保護法に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)に住む同社モニター会員(18歳以上の男女)を対象とし、3月25〜27日に実施した。有効回答数は310人。
もっとも個人情報の管理が徹底されていると感じる企業・公共機関をたずねたところ、29.0%の人が「金融機関」を選んでトップ。しかし、次に多い回答は「ない」で20.6%だった。以下、「一般企業」(18.8%)、「役所」(16.8%)、「郵便局」(14.8%)と続く。
「個人情報の取扱いが信頼できる企業・公共機関Webサイトの条件」(複数回答)のトップ3は「SSLなど個人情報を暗号化している」(64.8%)、「個人情報の利用目的をわかりやすく説明している」(42.9%)、「プライバシーポリシーを公開している」(39.4%)。
「個人情報の流出で不安を感じること」(複数回答方式)では、「セールス電話の増加」(64.5%)、「迷惑メールの増加」(60.6%)、「架空請求の郵便・メールがくること」(60.0%)、「インターネット上に情報を流出されること」(60.0%)などを挙げる人が多かった。
「自分の個人情報を守るために何をしているか?」では、「名前や住所などの個人情報が書かれているものは注意して捨てる」が62.9%で最多。「PCのウイルスチェックやセキュリティチェックをまめに行う」(57.4%)、「申込書への記入や会員登録をするときは、相手企業やセキュリティを確認する」(44.8%)が続いた。一方で「特に何もしてない」人も8.7%いた。
http://www.itmedia.co.jp/news/ (ITmediaニュース) - 4月6日16時35分更新
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