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神奈川県警山手署は6日、千葉県市原市君塚1、自称派遣社員小林幸一容疑者(47)を詐欺容疑で逮捕した。
調べによると、小林容疑者は昨年12月4日、手元に商品がないのにプラズマテレビをインターネットオークションに出品したように装い、落札した横浜市中区の男性会社員(32)に千葉市内の銀行口座に商品代として振り込ませた現金32万円をだまし取った疑い。
調べに対し、小林容疑者は、「全国の約400人の落札者に対して商品を送っていない」と供述しており、同署は、被害総額は計約1億2000万円にのぼるとみて、余罪を追及する。
小林容疑者は、ネット上で「おんたいむ商会」代表取締役を名乗り、昨年秋ごろからプラズマテレビやパソコンなどを出品。当初は落札者からの入金後、商品を調達して発送していたが、次第に商品を送らなくなったという。テレビは、市場価格より20〜30万円程度安く落札されており、注文が相次いだとみられる。
男性会社員が3月上旬、同署に被害届を提出。小林容疑者がネット上で実名を名乗っていたことなどから、犯行が発覚した。