2005年04月05日(火) 16時20分
偽造カード:JAバンク県本部が被害対策 暗証番号のセキュリティー強化 /栃木(毎日新聞)
◇生年月日、電話番号など11種類−−認定、変更で受け付けず
農林中央金庫宇都宮支店(JAバンク県本部)は4日、暗証番号のセキュリティー強化などJAバンクの偽造キャッシュカード被害対策について発表した。暗証番号のセキュリティー強化などで、被害を予防するのが狙いだ。
5月6日から暗証番号設定や変更手続きの際に、同一数字4ケタ、電話番号、生年月日、口座番号など11種類の条件に合致する場合は受け付けないほか、現金自動受払機(ATM)で暗証番号の変更を可能にする。
利用者が窓口で、ATMによる1日当たりの貯金の引き出し限度額を任意に設定できる仕組みを9月から導入する。また、現行のキャッシュカード盗難による被害に加え、偽造カードによる被害を受けた場合も100万円を限度に補償される損害保険に、早ければ月内に加入する。
県内のJAバンクの貯金量は約1兆5000億円で、191店舗などに約230のATMが設置されている。【南恵太】
4月5日朝刊
(毎日新聞) - 4月5日16時20分更新
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