2005年04月02日(土) 16時25分
振り込め詐欺:県警、「おれおれ詐欺」防止はがき送付 職員知人らに /千葉(毎日新聞)
多発する「振り込め詐欺」事件の被害件数を減らそうと、県警本部は1日、被害の大半を占める「おれおれ詐欺」の防止方法を記したはがき約2万枚を本部職員の知人らに送り始めた。
県警によると、昨年1年間の「振り込め詐欺」による被害件数・総額は1254件・約22億4000万円。そのうち電話口で身内や家族になりすます「おれおれ詐欺」が約9割を占めるという。 今年に入っても「おれおれ詐欺」の被害件数は130件・約3億円にのぼるなど被害がおさまらず、対策として「はがき送付作戦」に乗り出した。
はがきには「被害防止のポイント」として(1)すぐに振り込まない(2)1回電話を切って本人に事実かどうか確認する(3)家族や警察に相談——の3項目を列挙。企画した生活安全総務課は「家族、友人らにもはがきを紹介し、安全安心の輪を広めたい」と話している。【神澤龍二】
■写真説明 おれおれ詐欺撲滅を目指し「被害防止」策を記したはがき
4月2日朝刊
(毎日新聞) - 4月2日16時25分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050402-00000100-mailo-l12