悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
同局はこの受給者に経過を説明、謝罪するとともに、ほかに漏えいがなかったかを調べている。
同局によると、三月中旬、雇用保険給付の説明を求めた相談者に対し、裏面に他の受給者の被保険者番号や氏名、銀行口座番号が印字された用紙を、職員がメモ代わりに書いて渡した。受け取った相談者の指摘がきっかけで、個人情報の漏えいが発覚した。
職員がメモに使った用紙は昨年九月、データ検索端末で印字された。印字部分をシュレッダーで破棄し、余白は端末の出力に使う帳票用紙として再利用していた。
ところが、破棄されたはずの印字部分が再利用される帳票用紙に紛れ込み、職員が気付かないまま取り出してメモ代わりに使ったらしい。
メモを受け取った相談者は「ずさんな情報管理で信じられない。自分の情報が他人に漏れていた可能性もあり、ぞっとする」と話している。
同局は「データ確認のために印字した用紙はすべて即日、裁断処理することを都内の全公共職業安定所に徹底させる」とし、紛れ込んだ原因を調査している。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050401/eve_____sya_____000.shtml