2005年04月01日(金) 02時16分
佐大サーバーに侵入 詐欺目的?偽サイト開設(西日本新聞)
佐賀大(佐賀市)が開設している学内用ウェブサーバーが何者かに侵入され、米国の大手インターネットオークションサイトを装う英文のサイトが不正に開設されていたことが三十一日、分かった。同大は、暗証番号などを入力させ、金銭などを盗む「フィッシング詐欺」の疑いがあるとして、佐賀県警や文部科学省などに届け出た。
同大によると、被害を受けたのは文化教育学部が使用していたサーバーで、公開されていない。米国の大手ネットオークション会社「eBay」から三月二十八日、「サーバーがいたずらに遭っている」との電子メールが届き、偽装サイトが発覚。直後にネットワークから切り離したという。
偽装サイトは「eBay」のネットオークションサイトと酷似し、IDやパスワードを記入するようになっていたという。同大では以前、ホームページの書き換え被害を二件確認しているが、不正開設は初めてで「より厳重な対策を講じたい」としている。
(西日本新聞) - 4月1日2時16分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050401-00000022-nnp-kyu