2005年04月01日(金) 17時30分
四国銀行：偽造キャッシュカード被害、全額補償へ ／高知（毎日新聞）
四国銀行（本店・高知市）は顧客が偽造キャッシュカードによる不正引き出しなどの被害に遭い、顧客に責任がない場合、被害額を全額補償するなどの対策を始めた。このほか、０６年度中に偽造困難なＩＣカードの導入も予定している。
これまで偽造キャッシュカードなどの被害に遭った場合、補償してもらうには顧客側による被害の証明が慣例となっていたが、銀行が調査を行い、客に過失がないと判断した場合、被害額を全額補償する。
また、キャッシュカード犯罪対策として、６月から、カードによる引き出しで、銀行の基準と比べ、異常な取引と判断した場合、銀行が客に連絡を取るほか、ＡＴＭ（現金自動受払機）の利用明細書に記載されている口座番号の一部を表示しないようにする予定。７月からは窓口で受け付けている、キャッシュカードによる１日の利用限度額の設定を、引き下げのみＡＴＭでも設定できるようにする。【内田幸一】
４月１日朝刊
（毎日新聞） - 4月1日17時30分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050401-00000269-mailo-l39