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国内最大手のインターネットオークション「ヤフー・オークション」で落札、代金を振り込んだのに商品を受け取ることができなかったとして、全国の被害者572人が31日、運営するヤフー(東京都港区、井上雅博社長)を相手に、総額1億1557万円の損害賠償を求める集団訴訟を名古屋地裁に起こした。
オークション事業者に対する集団訴訟は初めて。
訴えによると、原告らはヤフー・オークションを利用し、2000年4月から今年2月にかけて、デジタルカメラなどの落札代金を振り込んだが、商品が届かなかった。ヤフーについて、「出品者と落札者から利用料を取り、仲介者である」としたうえで、<1>出品者が実際に商品を提供できるかチェックしていない<2>システムに被害が生じる欠陥があると知っていた——などと主張している。
ヤフーは、5000円以上の取引では50万円までの補償制度を設けており、原告の一部は補償を受けている。
ヤフーの話「訴状を見ていないので、コメントできない」