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朝日新聞社広報部によると、企画記事は、二〇〇〇年七月七日号から二〇〇一年八月十日号まで計五十三回連載された「世界の家族」。毎号グラビア五ページで、イタリア、オーストリア、中国など二十カ国に出張し、世界のさまざまな家族のありようをルポした内容だった。
連載は、武富士とのタイアップ企画で二〇〇〇年六月五日付で覚書が交わされた。覚書には、週刊朝日の編集方針を武富士が尊重することなどが盛り込まれたという。編集協力費は、二〇〇〇年六月から翌年春にかけて一回あたり千二百五十万円ずつ四回に分けて振り込まれた。海外出張費などに使われ、社内で適切な会計処理がなされているとしている。
連載記事中に「編集協力・武富士」というクレジットを入れることが話し合われたが、武富士が消極的だったという。連載終了後に写真展を開いたり、写真集を出版したりして武富士の名前を出すことにしていたが、武富士の弘前支店の放火殺人事件や武井保雄前会長の盗聴事件などがあり、これまでに、実現しなかった。現在、実現に向けての話し合いを双方間で進めているという。
朝日新聞社広報部は、五千万円の編集協力費が、朝日新聞のその後の武富士をめぐる報道姿勢に何らかの影響を与えたという事実はないとしている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050331/mng_____sya_____005.shtml