2005年03月29日(火) 12時52分
ウイルス感染で患者情報が流出…東京医科歯科大病院(読売新聞)
東京医科歯科大医学部付属病院(東京都文京区)で検査を受けた患者約50人分の氏名や検査結果などの個人情報が、インターネット上に流出していたことが29日わかった。
男性医師が私的に使っていたパソコンが新種ウイルスに感染したことが原因と見られる。
同病院によると、流出したのは、2000年8月から03年3月までに、針生検検査という検査を受けた患者のカタカナ書きの氏名や病名、病巣の内視鏡写真など。男性医師が、こうした情報をメモするなどして自宅に持ち帰り、学会発表用の症例報告として、私用のパソコンでまとめたデータだった。男性医師が、このパソコンでファイル交換ソフト「ウィニー」を使用していたため新種のウイルスに感染し、データが流出した可能性が高いという。
同病院は、情報が流出した患者を特定して状況を説明したうえ、関係者の処分を検討する。
(読売新聞) - 3月29日12時52分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050329-00000305-yom-soci