2005年03月26日(土) 02時52分

ネット依頼受け脅迫の女に有罪　鹿児島地裁判決（西日本新聞）

　別居中の妻＝当時（３１）＝を刺殺したとして殺人罪などで公判中の高木健一被告（３８）＝鹿児島県鹿屋市寿七丁目＝の依頼を受け、妻らに脅迫電話をかけたとして、脅迫罪に問われた同県西之表市、無職福留理恵被告（２１）の判決公判が二十五日、鹿児島地裁であった。江見健一裁判官は「被害者らが受けた精神的負担は大きいが、反省している」として、懲役一年六月、保護観察付き執行猶予五年（求刑懲役一年六月）を言い渡した。

　判決によると福留被告は、高木被告がインターネット上で募集した脅迫の実行者に「何でもします」と応募。昨年九月から十月にかけ、高木被告の指示で、妻や親族に「あんたは確実に死ぬから」「子どもも無事だといいんだけどね」などと脅迫電話をかけた。福留被告は報酬として高木被告から七万五千円を受け取った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050326-00000031-nnp-kyu