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不動産仲介管理会社の所沢市内の支店によると、同社が管理している所沢市内のマンションの入居者らから「家賃の振込先が変わったと書かれた文書がポストに入っていた」などという問い合わせが、十九日ごろから殺到しているという。
文書は「重要」という印が押された茶封筒に入れられていた。「エイブルコーポレーション」という管理会社と管理委託契約が締結され、三月分の家賃から同社の口座に振り込むよう通知している。
不動産仲介管理会社は「家賃の振込先に変更はない。当社は一切関係なく、不審な場合は家主に連絡、確認してほしい」として、入居者に注意を呼び掛けている。
狭山署が、文書に記入されていた振込先の銀行口座を照会したところ、別の振り込め詐欺事件に使用された疑いがあるとして口座は既に凍結されていたという。
また、県宅地建物取引業協会所沢支部によると、同様の文書は入間市、狭山市、川越市内の集合住宅でも投げ込まれたとの情報があり、川越市では「大東建設」と名乗る社名で文書が配布されていたという。川越市で大学が寮として借りていたマンションでは、文書を信じた入居者が家賃を振り込んでしまったケースもあったという。県宅建業協会では「不審な文書をみたら、だまされないように気を付けてほしい」としている。
http://www.chunichi.co.jp/00/stm/20050326/lcl_____stm_____001.shtml